着物との出会い
このブログを書いている<つぴころ>は、着物と和裁を愛する都内在住40代2児の母です。
<つぴころ>という、おかしなハンドルネームは、ブログ本館(はてなブログ)【着物好きが育てたら、着物好きの娘になったので…】のIDがtsupiccoroだからです。
tsupiccoroは、娘のことを「〇〇つぴっころ~(○○)は娘の名前の一部」と呼んでいたことに由来します(特に意味はない)。
絶対に誰ともかぶらないと思ったのです(かぶらないけど、ちょっと変だった…。後悔先に立たず)。
さて、<つぴころ>の着物歴は20年ほどです。
着物にはまったのは、成人式の時でした(20数年前の話)。
成人式といえば、新品の振袖を買うかレンタルするのが普通ですね。
私は身長145cm(←公称値、実測値では145cm以上だったことがない)と、超小柄なので、仕立て上がり品は、着物といえどサイズが合わなそうだなと思いました。
さりとて、反物から仕立てるのはお高そうで無理かも…
そこで思いついたのが、当時はやり始めのアンティーク着物でした(今でこそ、リサイクル着物ショップやアンティーク着物ショップが増えたが、20数年前はまだまだ少なかった)。
勇気を出して、(ここで「結城」って誤変換出るのが、着物好きの証。)
アンティーク着物ショップをのぞいてみたら、素敵なお着物がたくさんあって、私の身長なら選び放題!(そんな人ほとんどいないですよ、良かったですね~と言われた)
これまで、洋服選びに泣いてきた私にとっては、まさに天国。
こっちにしようかなー♪ こっちもいいなー♪
最終的に、昭和初期のものと思われる五つ紋入りの大振袖と、真っ赤な長襦袢をセットで購入しました。
裾に大きく描かれた貝桶には、金駒刺繍が施されています。
久しぶりに見たけど、やっぱりいい着物!(自画自賛ですみません)
嬉しくて、成人式の後に祖母にも見せに行ったことを覚えています。目が悪くなっていたので、着物の色柄はわからなかったのですが、袖を触って「ああ、これはいい着物だね」と褒めてくれました。
明治生まれの祖母には、手触りで絹の良さがわかるに違いない!とホクホク顔の孫でした。
椅子のはじっこに座っているというのに、踵が床についていない…。
袋帯と小物類は、家にあったものを使いました。
当時は着物について何も知らなかったので、今見ると、ちょっと何だこれという感じです。
なぜか髪飾りを帯の飾りにしていたり(いらない)。
帯揚げはやっぱり鹿の子絞りがよかったな(縮緬の帯揚げのようだけど、それなら普通に結んだほうがよい)。
恐ろしいことに(?)、現在小学校2年生の娘は、身長135cmぐらい(普通です)になるので、
再来年あたりには、この振袖を着られるはず…
実家に置きっぱなしなので、そろそろ保管状態をチェックしておこうかと思います(コロナが終わらなければ、おちおち帰省もできやしない!)
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